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牧野 輝彰

牧野 輝彰

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プロフィール

登録日: 2023年7月25日

記事 (23)

2026年1月4日3
書評『エフェクチュエーション』 ― 優れた起業家が実践する「五つの原則」
吉田満梨著『エフェクチュエーション』 ― 優れた起業家が実践する5「つの原則原理」ダイヤモンド社。筆者撮影。 ※本記事で紹介する書籍は当社出版物ではなく、筆者が一読者として取り上げたレビューです。 はじめに 独立してソロプレナーとして活動する中で出会った一冊、吉田満梨先生の『エフェクチュエーション 』― 優れた起業家が実践する「5つの原則」、を読みました。不確実性を前提に行動するための五つの原則を示す本書は、私自身の経験と驚くほど重なり合う内容でした。この記事では、その五つの原則を整理しつつ、自分の実感を交えて書評としてまとめています。 五つの原則 1. 手中の鳥の原則(Bird in Hand) 人は「自分が誰か」「何を知っているか」「誰を知っているか」から始める。大きな計画を描く前に、手元にある資源をどう活かすかを出発点とするのです。私自身も、マイクロ法人を立ち上げたときに、既に持っていたネットワークや知識を基盤にしました。ゼロから探すのではなく、手の中にあるものを数え直すことが第一歩だと気づきました。 2. 許容可能損失の原則(Affordable Loss)...

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2025年11月8日4
パイロットの原則 ― 操縦桿を握るということ
嵐の中で操縦する➖パイロットの原則 飛行機のパイロットは、嵐や乱気流といった予測できない状況に直面しても、ただ受け身で飛行しているわけではありません。 最終的に進む方向を決め、操縦桿を握っているのは常にパイロット自身です。 エフェクチュエーションにおける「パイロットの原則」とは、まさにこの姿勢を示しています。 不確実性に満ちた世界でも、自分がコントロールできる範囲に注力し、環境に振り回されるのではなく、自らが進路を描いていく。 私は上場会社の海外法人で董事長を務めていた時代、計画と管理を徹底するコーゼーション型の組織運営を目の当たりにしました。 その徹底ぶりは学ぶ点も多く、戦略と管理の力を理解する良い経験でした。 しかし独立してソロプレナーとして動き出した今は、状況は全く異なります。 市場環境や取引先の要求は常に変わり続けますが、最終的に操縦桿を握っているのは私自身です。 だからこそ、周囲の偶発的な出会いや協力を引き受けながらも、最後は自分の意思で方向性を定め、実務に反映させることが求められます。 自動操縦を設計する力 操縦桿を握ることは、単なる操縦技術に長けていることを意味しま...

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2025年10月2日4
偶然を縫い合わせる ― クレイジーキルトの原則
クレイジーキルトとは何か ジグソーパズルには、あらかじめ完成形の絵があります。どのピースをどこに置くかは決まっており、順番に組み合わせれば必ず完成にたどり着きます。 一方でクレイジーキルトは違います。布切れを思い思いに縫い合わせるため、決まった模様も完成形もありません。形も...

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