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こちらでは、社長ブログおよびプロジェクトノートなど、当社代表による日々の取り組みや考察を発信しています。
掲載している写真およびイラストは、すべて筆者自身による撮影・作成です。
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皇室典範と私が今中国にいて思うこと
皇室典範の改正が話題になっている。 私は今、中国に滞在しながらこのニュースを見ている。 海外にいると、理屈だけでは収まりきらない現実に出くわすことが多い。民主主義か権威主義かという単純な二元論では、社会を説明できないと感じる場面も少なくない。 そんなことを考えていた時、久しぶりに片岡義男のエッセイ「民主主義は買えなかった」(『アール・グレイから始まる日』所収)を読み返した。 このエッセイが収められた『アール・グレイから始まる日』が刊行されたのは1991年。そして、その年は私がアメリカ留学から帰国した年でもある。当時も読んだが、35年近く経った今、中国に滞在しながら読み返すと、当時とはまったく入り方が違う。 海外で暮らし、異なる制度や価値観に触れ、理屈だけでは説明できない現実を数多く見てきた今だからこそ、「民主主義は完成された制度ではなく、常にメンテナンスを必要とする厄介なシステムだ」という片岡の言葉が、以前よりずっと重く響く。 日本は民主主義国家でありながら世襲による皇室制度を持ち、皇室典範の改正が大きな政治課題となる。一方、中国は一党支配体制で
牧野 輝彰
7月11日読了時間: 2分


書評『エフェクチュエーション』 ― 優れた起業家が実践する「五つの原則」
吉田満梨著『エフェクチュエーション』 ― 優れた起業家が実践する5「つの原則原理」ダイヤモンド社。筆者撮影。 ※本記事で紹介する書籍は当社出版物ではなく、筆者が一読者として取り上げたレビューです。 はじめに 独立してソロプレナーとして活動する中で出会った一冊、吉田満梨先生の『エフェクチュエーション 』― 優れた起業家が実践する「5つの原則」、を読みました。不確実性を前提に行動するための五つの原則を示す本書は、私自身の経験と驚くほど重なり合う内容でした。この記事では、その五つの原則を整理しつつ、自分の実感を交えて書評としてまとめています。 五つの原則 1. 手中の鳥の原則(Bird in Hand) 人は「自分が誰か」「何を知っているか」「誰を知っているか」から始める。大きな計画を描く前に、手元にある資源をどう活かすかを出発点とするのです。私自身も、マイクロ法人を立ち上げたときに、既に持っていたネットワークや知識を基盤にしました。ゼロから探すのではなく、手の中にあるものを数え直すことが第一歩だと気づきました。 2. 許容可能損失の原則(Affor
牧野 輝彰
1月4日読了時間: 3分


パイロットの原則 ― 操縦桿を握るということ
嵐の中で操縦する➖パイロットの原則 飛行機のパイロットは、嵐や乱気流といった予測できない状況に直面しても、ただ受け身で飛行しているわけではありません。 最終的に進む方向を決め、操縦桿を握っているのは常にパイロット自身です。 エフェクチュエーションにおける「パイロットの原則」とは、まさにこの姿勢を示しています。 不確実性に満ちた世界でも、自分がコントロールできる範囲に注力し、環境に振り回されるのではなく、自らが進路を描いていく。 私は上場会社の海外法人で董事長を務めていた時代、計画と管理を徹底するコーゼーション型の組織運営を目の当たりにしました。 その徹底ぶりは学ぶ点も多く、戦略と管理の力を理解する良い経験でした。 しかし独立してソロプレナーとして動き出した今は、状況は全く異なります。 市場環境や取引先の要求は常に変わり続けますが、最終的に操縦桿を握っているのは私自身です。 だからこそ、周囲の偶発的な出会いや協力を引き受けながらも、最後は自分の意思で方向性を定め、実務に反映させることが求められます。 自動操縦を設計する力 操縦桿を握ることは、単なる
牧野 輝彰
2025年11月8日読了時間: 4分


偶然を縫い合わせる ― クレイジーキルトの原則
クレイジーキルトとは何か ジグソーパズルには、あらかじめ完成形の絵があります。どのピースをどこに置くかは決まっており、順番に組み合わせれば必ず完成にたどり着きます。 一方でクレイジーキルトは違います。布切れを思い思いに縫い合わせるため、決まった模様も完成形もありません。形も...
牧野 輝彰
2025年10月2日読了時間: 4分


【論考】制度と信用 ― 補完関係としての結論
これまでの論考では、契約や制度よりも信用が根本的ではないか、あるいは議事録や非公式合意こそが実際の拘束力を持つのではないか、という視点を提示しました。これに対して「制度を軽視しているのではないか」「契約を軽んじれば信用を失ったときに救済できないのではないか」といった反論も寄...
牧野 輝彰
2025年9月22日読了時間: 4分


書評『日本人が海外で最高の仕事をする方法 ― スキルよりも大切なもの』
※本記事で紹介する書籍は当社出版物ではなく、筆者が一読者として取り上げたレビューです。 この本『日本人が海外で最高の仕事をする方法 ― スキルよりも大切なもの』(糸木公廣著、英治出版)は、著者がソニー在籍中に20年以上、9か国で海外赴任を経験した体験をまとめた一冊です。私は昨年、ビジネススクールで「アジア人材マネジメント」という講座を受講し、その課題図書として本書を読みました。講座が重視していたテーマの一つは「グローバルマインドセット」でした。本書自体にその言葉は登場しませんが、各赴任先での経験談はまさに多様な価値観に向き合い、人との信頼関係を築く姿勢の重要性を示す内容であり、グローバルマインドセットを理解するうえで大きな示唆を与えてくれるものでした。そして私自身も20年にわたり海外赴任を経験してきた立場から、この本を非常に興味深く手に取りました。 グローバルマインドセットとは グローバルマインドセットとは、異文化の中で柔軟に対応し、多様な価値観を尊重しながら人との信頼関係を築く姿勢を指します。単に語学力や知識の問題ではなく、「人を信じ、心を開き
牧野 輝彰
2025年9月2日読了時間: 6分


【レビュー】ウェンディーズ・ファーストキッチン「ビッグフィッシュバーガー」
※本記事で紹介している商品は当社の製造・販売品ではなく、筆者が一消費者として実際に購入・試食したレビューです。 前回は業務スーパーの「本気の白身フライ」を紹介しました。今回は外食チェーンから、ウェンディーズ・ファーストキッチンの「ビッグフィッシュバーガー」です。近所の店舗で...
牧野 輝彰
2025年9月1日読了時間: 2分
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